草野マサムネ(Vo&Gt)
ベースの田村が機材に関しては情報通なので、ケンパーの話も彼が持ってきました。アンプシミュレーターの類は以前にも試したことがありましたが、イマイチな感じだったので正直半信半疑でした。ところがケンパーは「これマジ?」ってくらい再現性が高くて驚きました。シミュレーターじゃなくてプロファイラーなんですよね。似せてるんじゃなくて、そのままの音です。その認識がそもそも無かったので、これは凄い時代になったなぁと思いました。しかもプロファイリング後の微調整やエフェクトも出来るのも嬉しい。ケンパーがあれば、ライブやレコーディングの現場が遠方、例えば海外であっても同じ音が出せる。重いアンプやスピーカーをいくつも運ばなくてよいし、バックアップの準備も容易です。どちらかというと未来志向のプロミュージシャンにこそおすすめしたい機材です。
三輪テツヤ(Gt)
ベースの田村からこんなの出たよって、前回のレコーディングの時に触らしてもらったのがケンパーとの最初の出会いでした。ちょうどレコーディングだったので、すぐにプロファイリングしてアンプと比べる事が出来たのですが、その音のクオリティーの高さにビックリしたのを覚えています。またライブでもイヤモニを使い始めた頃で、いろいろ試行錯誤していた時期のタイミングに見事にハマり、もっぱらライブでケンパーを使用しています。音のかぶりもないし、バックアップも簡単だし、良いことばかりでツアーではスピッツのフロントギター陣3人ともケンパーを使用しています。
田村明浩(Bass)
ライヴでイヤモニを使うようになって、レコーディングでつくったヴィンテージのアンプの音を使いたいと思い、良いスピーカーシュミレーターを探している時にケンパーと出会いました。スタジオでヴィンテージのアンプとプロファイリングされた音を比べてもほとんどわからない。即購入しました。
もともと使っているアンプが真空管ってこともあったのかもしれないけど、ベースで使っても何も問題はないです。
データをシェアできたり、バージョンアップ出来たりとデジタルの良さもありつつ、音はアナログのド太い音そのまま。すごく使い勝手のよいアンプです。
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